紀勢本線は亀山から尾鷲・新宮・紀伊田辺・和歌山を経て和歌山市に至る路線です。
このうち亀山〜新宮間はJR東海、新宮〜和歌山市間はJR西日本の管轄です。
JR東海区間と違いJR西日本区間は電化路線です。
和歌山市〜和歌山間は支線扱い、和歌山〜新宮間は「きのくに線」の愛称がつけられています。
この区間での開業は大正元年(1912年)12月4日で当時の新宮鉄道により勝浦(現在の紀伊勝浦)〜三輪崎間でした。
また当時の紀和鉄道が明治31年(1898年)5月4日に船戸仮駅〜和歌山(現在の紀和)間で開業しています。
(白浜から先の各駅へは車での訪問です。)
最終更新日 2024年1月3日 海南駅更新。
画像は各駅紹介の下線部分をクリックしてください。画像が表示されるまで時間がかかることがあります。)
(☆は新着画像。miniは携帯での撮影です。)
和歌山市(わかやまし)駅(21/1/24更新)
和歌山市にある駅です。
駅の開業は明治36年3月21日
かつては百貨店が同居していた駅ビルでしたが、新しくなりました。
駅は南海管理の駅で、JRとしては支線扱いで和歌山行の列車しか運転されていません。
新しい車両で運転されています。
紀和(きわ)駅
和歌山市にある駅です。
駅の開業は明治31年5月4日
高架駅で単線ホーム。無人駅ですが、切符の集札は行っていないみたいです。
昭和43年ごろまではこの駅が「和歌山駅」でした
今では一日の利用者が100人にも満たなくなっています。
和歌山(わかやま)駅(22/3/23更新)
和歌山市にある駅で、和歌山市の玄関駅です。
駅の開業は大正13年2月28日
阪和線・和歌山線・和歌山電鉄貴志川線との乗換駅になっていて賑わいを見せています。
なお、南海和歌山市駅へはこの路線よりバスの方が便数は多いです。
2012年撮影画像⇒ 駅風景西口1・駅風景西口2・駅風景東口・和歌山市行
のりかえ→和歌山線(橋本・王寺方面)
のりかえ→阪和線(日根野・天王寺方面)
のりかえ→和歌山電鉄貴志川線
宮前(みやまえ)駅
駅の開業は昭和30年4月1日
紀三井寺(きみいでら)駅(16/8/28)
和歌山市にある駅です。
駅の開業は大正13年2月28日
駅名にもなっている紀三井寺や和歌山県立医科大学への最寄り駅です。
2004年に橋上駅舎化されました。自動改札が設置されています。
黒江(くろえ)駅
駅の開業は昭和41年11月1日
☆海南(かいなん)駅(24/1/4更新)
和歌山県海南市にある駅です。
駅の開業は大正13年2月28日
特急列車を含みすべての列車が停車します。
自動改札機が設置されています。
ロータリーも広く取られていて、多数のバスも発着しています。
なお、この駅は近畿の駅百選に選定されています。
画像⇒ 駅風景1・駅風景2・駅風景3・ホーム1・ホーム2・改札内
冷水浦(しみずうら)駅
駅の開業は昭和13年12月15日
☆加茂郷(かもごう)駅(23/2/5追加)
和歌山県海南市にある駅です。
駅の開業は大正13年2月28日
2021年3月に無人化された駅ですが、旧下津町の中心部で利用者は多いです。
ホームは2面3線の構造で2番のりばは両方向とも列車退避可能ですが、現在この駅では退避はしていないようです。
駅前を少し歩きましたが、なぜか理髪店が目立ちました。
学生の利用も多いようです。
無人駅ですが、通常の券売機があり、ICカードも利用可能です。
下津(しもつ)駅
駅の開業は大正13年8月20日
初島(はつしま)駅
駅の開業は昭和13年12月15日
箕島(みのしま)駅
駅の開業は大正13年2月28日
紀伊宮原(きいみやはら)駅
駅の開業は大正14年12月11日
藤並(ふじなみ)駅
駅の開業は大正15年8月8日
湯浅(ゆあさ)駅
駅の開業は昭和2年8月14日
和歌山県有田郡湯浅町にある駅です。
特急くろしお号の一部が停車します。
湯浅町・広川町の玄関口で、湯浅醤油と、生しらすが有名です。
広川ビーチ(ひろかわびーち)駅
駅の開業は平成5年3月14日
和歌山県有田郡広川町にある駅です。
無人駅ですが、平成になってから新設された駅です。
駅のとなりに観光物産センターがあります。
紀伊由良(きいゆら)駅
駅の開業は昭和3年10月28日
紀伊内原(きいうちはら)駅
駅の開業は昭和4年4月21日
御坊(ごぼう)駅 (22/3/23一部更新)
駅の開業は昭和4年4月21日
和歌山県御坊市にある駅です。
紀州鉄道線との乗換駅で特急列車も停車します。
御坊市の中心部は紀州鉄道の紀伊御坊駅周辺だそうです。
和歌山方面・紀伊田辺方面ともに、この駅を始発・終着とする列車が多く設定されています。
画像⇒紀伊田辺行227系
2018年撮影画像⇒駅舎・駅前ロータリー・ホーム特急・紀州鉄道ホーム
道成寺(どうじょうじ)駅
駅の開業は昭和5年12月14日
和佐(わさ)駅
駅の開業は昭和5年12月14日
稲原(いなはら)駅
駅の開業は昭和5年12月14日
印南(いなみ)駅
駅の開業は昭和5年12月14日
切目(きりめ)駅
駅の開業は昭和6年9月21日
岩代(いわしろ)駅
駅の開業は昭和6年9月21日
南部(みなべ)駅
駅の開業は昭和6年9月21日
芳養(はや)駅
駅の開業は昭和7年11月8日
紀伊田辺(きいたなべ)駅 (21/5/5更新)
和歌山県田辺市にある駅です。
駅の開業は昭和7年11月8日
田辺市の代表駅で特急列車も停車します。
この駅を境に御坊方面は複線、新宮方面は単線になります。
御坊・新宮方面ともに普通列車は一部を除きこの駅を始発・終着としています。
2019年に駅舎のリニューアル工事が完了しました。
画像⇒駅舎
紀伊新庄(きいしんじょう)駅
駅の開業は昭和8年12月20日
朝来(あっそ)駅
駅の開業は昭和8年12月20日
白浜(しらはま)駅 (21/5/8更新)
和歌山県西牟婁郡白浜町にある駅です。
駅の開業は昭和8年12月20日
パンダで有名な南紀白浜アドベンチャーワールドへの最寄り駅です。(バス利用)
また白浜温泉も有名で大阪方面を中心に旅行客が多いです。
(なお、私がプレイしている駅メモのでんこ、白浜マリンの元ネタ駅とされています。)
(また鉄道むすめのキャラクターとして黒潮しららもいます。)
画像⇒mini駅風景・パンダくろしお・ホーム・mini改札口
紀伊富田(きいとんだ)駅
駅の開業は昭和8年12月20日
椿(つばき)駅
駅の開業は昭和10年3月29日
紀伊日置(きいひき)駅
駅の開業は昭和11年10月30日
周参見(すさみ)駅
駅の開業は昭和11年10月30日
見老津(みろづ)駅
駅の開業は昭和13年9月7日
江住(えすみ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県西牟婁郡すさみ町にある駅です。
駅の開業は昭和13年9月7日
道の駅すさみへは徒歩で10分ほどです。
一日の駅の利用者は20人以下です。
和深(わぶか)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和15年8月8日
各方面ごとに階段を上がる必要があります。
かつてはしっかりとした駅舎があったようですが、現在は簡易的なものになっています。
ホームからは海が見えますが、訪問時にホームに上がると猿がいました。
画像⇒トンネルのような駅入口・ホームへ上がる階段・ホーム・ホーム前方に猿
田子(たこ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和29年11月15日
一面一線の駅で新宮・白浜両方向の列車が同じホームを使用しています。
一日の駅の利用者は5人ほどだそうです。
田並(たなみ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和15年8月8日
2020年に駅舎が改築されました。
一日の駅の利用者は10人ほどだそうです。
紀伊有田(きいありた)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和15年8月8日
串本海中公園への徒歩での最寄り駅ですが、串本駅からバスがあるようです。
一日の駅の利用者は10人ほどだそうです。
串本(くしもと)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和11年12月11日
本州最南端の駅で潮岬などの観光地への拠点となる駅です。(バス利用)
特急が停車し、この駅を始発・終着とする普通電車もあります。
駅周辺はわりと賑わっています。
画像⇒駅風景
紀伊姫(きいひめ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和11年12月11日
駅周辺にチラホラと民家がありました。
しかし一日の駅の利用者は10人ほどだそうです。
古座(こざ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和11年12月11日
特急が停車する駅ですが、無人駅です。
温泉地に近く(タクシー利用)、周辺各駅に比べると利用者は多いようです。
紀伊田原(きいたはら)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡串本町にある駅です。
駅の開業は昭和11年12月11日
開業当時からの駅舎が現在でも使用されいます。
2面3線のホームがある駅ですが、一日の駅の利用者は15人ほどだそうです。
紀伊浦神(きいうらがみ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は昭和11年12月11日
開業当時からの駅舎が現在でも使用されています。
一日の駅の利用者は10人ほどだそうです。
下里(しもさと)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は昭和10年7月18日
開業当時からの駅舎が現在でも使用されています。
駅周辺には集落があり一日の駅の利用者は70人前後のようです。
太地(たいじ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は昭和10年7月18日
特急停車駅ですが、無人駅の扱いです。
駅舎内に観光案内所がありレンタサイクルもあります。
湯川(ゆかわ)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は昭和10年7月18日
駅の近くに海水浴場があり、かつては賑わったようです。
立派な駅舎があり、過去の写真も掲示してありました。
現在の一日の駅の利用者は10人未満だそうです。
画像⇒駅風景・改札付近・ホーム風景・列車到着・開業当時の写真
紀伊勝浦(きいかつうら)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は大正元年12月4日
那智勝浦の中心で、観光の拠点となる駅です。
名古屋との特急南紀の始発・終着駅です。
那智大社(那智の滝)へはこの駅からバス利用が便利です。
紀伊天満(きいてんま)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は大正元年12月4日
一面一線の単線駅で両方向の列車が到着します。
駅周辺に民家は多めも、駅の利用者は50人未満のようです。
那智(なち)駅 (22/4/12追加)
駅の開業は大正元年12月4日
有名な観光名所の那智の滝、熊野那智大社への一応の最寄り駅です。
普通列車のみの停車で、那智大社方面へのバスの始発が紀伊勝浦駅なのでそちらの方が便利です。
(那智駅も経由します。)
それでも駅舎は立派です。
なお、那智駅は第2回近畿の駅百選に認定されています。
宇久井(うくい)駅 (22/4/12追加)
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある駅です。
駅の開業は大正元年12月4日
駅から徒歩圏内に海水浴場がありますが、令和2年から閉鎖されているようです。
日中の新宮や紀伊勝浦方面へはバスの方が本数が多く利便性が良さそうです。
(日中の列車は2〜3時間に1本の時間帯あり。その時間帯はバスは1時間に1本ほど)
紀伊佐野(きいさの)駅 (22/4/12追加)
和歌山県新宮市にある駅です。
駅の開業は大正2年3月1日
駅から徒歩圏内に大型商業施設と高校があり、利用者は多め。
それでも列車本数がかなり少ないので(1日12本ほど)不便さを感じます。
三輪崎(みわさき)駅 (22/4/12追加)
和歌山県新宮市にある駅です。
駅の開業は大正元年12月4日
駅開業当初は紀伊勝浦方面への始発・終着駅だったようです。
現在は一日の駅の利用者が30人にも満たない駅になっています。
新宮(しんぐう)駅 (22/4/12追加)
和歌山県新宮市にある駅です。
駅の開業は大正2年3月1日
新宮市の代表駅で住宅地が広がっています。。
JR西日本(電化区間)とJR東海(非電化区間)の境界駅です。
駅前のバス停からは奈良県の近鉄大和八木駅へ向かう長距離路線バスなどの路線があります。