二つ目は、大 阪〜京 都 についてです。
この区間には、JR京都線、阪急京都線、京阪本線が競合しています。
まず、一つ一つの路線の特徴を、見て行きましょう。
(20/4/15 一部修正)
A・JR京都線(大阪〜京都)
ではJR京都線についてです。
JR神戸線と同じく複々線区間になっていて、新快速・快速・普通が走っています。
運賃は570円。途中の駅数は15駅。所要時間は新快速で約30分です。
日中は新快速・快速が15分毎。普通が30分に1本走っています。
(普通電車の一部は大阪〜高槻の運転。)
また新快速の途中の停車駅は、新大阪・高槻です。
B・阪急京都線(大阪梅田〜京都河原町)
次に阪急京都線。複線です。
日中は特急・準急が走ります。
ラッシュ時は通勤特急・快速急行なども走ります。
(日中の普通電車は梅田〜高槻市・梅田〜北千里の運転。)
運賃は400円。途中の駅数は26駅(中津駅を除く)。所要時間は約43分です。
日中は特急・準急ともに10分毎に走っています。
なお特急の停車駅は、十三・淡路・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・烏丸です。
C・京阪本線(淀屋橋〜三条)
最後に京阪本線。途中の天満橋〜萱島のみ複々線です。
日中は特急・準急・普通(中之島発着)が走ります。
朝夕ラッシュ時には急行・快速急行(一部中之島発着)なども走ります。
運賃は420円ですが、途中の駅数は38駅あります。所要時間は約50分です。
日中は特急・準急・普通(中之島発着)ともに10分毎に走っています。
なお特急の停車駅は、北浜・天満橋・京橋・枚方市・樟葉・中書島・丹波橋・七条・四条です。
(特急は中之島線へは行かず、淀屋橋〜出町柳の運転です。)
☆ では私的な勝手な見解です。 ☆
大阪・京都と同じ駅がないので、あくまで参考の駅で考えてみました。
JRは、とにかく速く、京都まで30分です。とにかく速いです。
新快速・快速ともに転換クロスシートで乗り心地は快適です。
ですが、利用者が多いため、座れないことが多いです。(特に京都から大阪へ向かう場合)
座れない場合は、よく揺れるので快適ではなくなり逆に不快になります。
立っていると新快速のあまりの速いスピードで恐怖さえ感じることも・・
次に阪急ですが、昔に比べてかなり停車駅が増えて所要時間も長くなりました。
特急の一部がロングシート化されてクロスシート車両が若干少なくなっています。
次に京阪ですが、こちらは駅数が多く所要時間が長いのが特徴。
京橋〜七条間ノンストップの時代もありましたが、今では停車駅が増え続けています。
(行楽時の土日に淀屋橋→出町柳で運転される臨時列車2本は京橋〜七条間ノンストップです。)
特急はラッシュ時を除くと90%クロスシート車です。
カーブが多い路線ではありますが、乗り心地も良く快適です。(座れた場合。)
京阪沿線は観光名所や大型デパートも多くあり、区間ごとの利用が目立ちます。
私個人的には京阪75%・JR20%・阪急5%の利用率です。
急いでいればJR。混雑を避けるなら京阪。阪急は混雑するのでほとんど利用しません。
結論は出ませんがご参考までに。