京阪5000系は1970年(昭和45年)に登場した車両です。 当時からラッシュ用車両として用いられた、日本の鉄道車両初の5扉車です。 また何と言っても日本で唯一、座席の昇降装置を備えられています。 閑散時間帯はラッシュ用ドアの座席がさげられ、座席数を増やします。 混雑時はラッシュ用ドアの座席があげられ、混雑を緩和しています。 なお、もちろん座席が下げられている時間帯のラッシュ用扉は締切扱いのため扉は開きません。 ホームドア設置に伴い、2021年で運用は終了しています。 区間急行・中之島行(萱島駅にて) 運用終了間際に撮影したものです。 車内の様子です。 ラッシュ時用の扉に座席が下げられている状態です。 通勤準急・淀屋橋行(枚方市駅にて) ラッシュ時に撮影。死角になっていますがこの時はラッシュ用扉の座席は上げられています。 なお、新塗装です。 普通・中之島行(枚方市駅にて) この車両は未塗装です。 区間急行・萱島行(中之島駅にて) 車両番号が「5555」で思わずパチリ