近鉄16000系は1965年(昭和40年)3月18日から大阪阿部野橋〜吉野間で営業運転を開始した車両です。 2両編成を基本としていて、南大阪線・吉野線のみの運転になっています。 なお、老朽化により、1997年から廃車が始まっていますが一部の車両は大井川鉄道に譲渡されました。 大井川鉄道では原型のまま大井川本線の各駅停車で運用されています。 なお、この車両は乗降口のみのデッキスペースがなく、座席のすぐ前(後ろ)に扉があり風が吹き込んできます。 また16010系は16000系の増備車として2両編成1本のみ製造されました。 車体と前面はビスタEXやサニーカーと似ています。 飛鳥駅にて停車中の大阪阿部野橋行16000系。 吉野口駅にて停車中の大阪阿部野橋行16000系。 高田市駅にて停車中の大阪阿部野橋行16000系。 大阪阿部野橋駅にて停車中の吉野行16010系。